ご遺族様は “消費者” ではありません。

「囲い込み」というマーケティング用語が、今日、葬儀の世界でも当たり前のように使われていますが、この言葉の蔓延は、日本最大の冠婚葬祭グループによる会員に対する「積立金制度」が元凶と言われています。不可解極まりないこのシステムがマスコミなどで取り上げられる度に、なぜ、未だにこのシステム存在しているのか、不思議でありません。
会員は定額の積立金を支払い、もしもの際の備えるという仕組みなのですが、解約の手続きに応じない、または、解約が非常に面倒な上、解約手数料が異常に高いなどといった問題は、葬儀業界を取り巻く闇の部分として、社会に対して負のイメージを植付けたことは間違いありません。

けっして会員組織が悪いと言っているのではありません。
日本トータライフ協会メンバーもそのほとんどがそれぞれの地域で会員組織を有しているのですが、それはあくまでのシニア世代のコミュニティとして「心の充実と不安の払拭、さらには情報の共有化」を目的にしたものであり、葬儀に携わるものとして、今を生きることの大切さをしみじみと痛感しているからこそ、「何かそのお手伝いを」という気持ちにから自然発生的に生まれたものであるとご理解ください。

かつて、ある新興のフランチャイズ葬儀社社長がテレビ番組出演時にご遺族様のことを「消費者」と発言して、業界内外から失笑を浴びたことがありましたが、この発言ひとつをとっても、何となく体裁は整えてはいますが、その実、葬儀を単なるお金集めの術と捉えているのではと訝しく思わずにはいられません。

日本トータライフ協会を形成するグループ企業は、それぞれが葬儀社である前に一人の人間として、悲しみや不安を抱かれているご遺族様の心と、いかにして向き合っていくかを真剣に考え続けています。
「もっと人間らしい葬儀を」「もっと心の通う葬儀を」…。
私たちが伝えたい真心の根底には、大切な人を亡くされた深い悲しみに対する「癒し」の心が息づいています。

カウンセリングマインド
10ヵ条

  1. ひとり一人を大切にする心
  2. 痛みを感じる心
  3. 待つ心
  4. 可能性を拓く心
  5. 柔らかく包み込む心
  6. きっちりと向き合う心
  7. 葛藤を理解する心
  8. ご遺族様から学ぶ心
  9. 生涯、あらゆることを学び続ける心
  10. 寄り添い生きる心