日本トータライフ協会とは

葬儀は、どこへ向かっているのでしょう?

1998年6月、社会から歓迎される葬儀の在り方を考え、実践していくために、
匠と呼ばれる全国の葬儀社が集い、日本トータライフ協会は設立されました。

10数年の時が経ち、今日の葬儀業界は異業種からの参入や新興フランチャイズ葬儀社の台頭など、かつてない変革のときを迎えています。

正常な市場原理が働き、新しい流れが生まれること。
それに関してはむしろ望むところであり、業界全体が風通しのよい環境になることに異を唱えるつもりはありません。
しかし、そうした新規参入組・新興組が顧客獲得のために展開するキャンペーンはこぞって「従来の葬儀社…」という既存否定であり、いかに自分たちが業界の救世主であるかを広くメディアを通じて発信し続けています。
確かに、葬祭業者の中には「悲しみの心につけこむ」心ない業者が存在したことも事実です。しかし、そんな悪徳業者も一括りに「従来の葬祭業者は…」と扱われることに、日本のメディアの不平等、無責任、新しいもの好きに呆れさせられると同時に、それぞれの地域に根をはり、真面目に誠実にひとつひとつの命を大切に送り、悲しみの心と向き合い続けてきたプロとして、広く社会から納得と共感が得られるよう「言葉の発信」を積極的に展開しています。

ここに結束した私たちは、

  1. 自らは何もせずに、ただ大根や牛肉を仕入れるのと同じ手法で、安く下請け葬儀社に発注して安く生活者に提供する、そんな新規参入の大手流通業社とは違います。
  2. 人海戦術を使って供託金を集め、返金や解約手続きを複雑化している詐欺まがいの巨大組織とは違います。
  3. 株主利益を第一に考えなければならない上場企業葬祭業社とは違います。
  4. いたずらに価格破壊を煽り、「新ビジネスモデル」と「合理化」という言葉を都合良く解釈し、葬儀という儀式を単なる「処理」としか考えない新興の葬祭業者とは違います。

この世に生まれたすべての人が分け隔てなく直面する葬儀の機会にあって、
人が人の命を尊び、その人生に最後の「ありがとう」を伝える儀式の意義を広く正しく伝えることが日本トータライフ協会の活動の原点であると考えています。